雲の上から地上の森羅万象を演奏できるインタラクティブア―ト作品。
観客は、かみさまになり森羅万象コントローラーを叩いて自然を動かす。すると地上の人々が影響を受けて動き出す。声で表現した自然の音と、和楽器で表現した地上の人々の起こす音が段々重なって行くと、お祭りの音が響き渡る。
観客は最初、かみさまとして自然を動かすが、いつの間にか本来人間が神に捧げる祭囃子を演奏していて、【かみさま】と【人間】の境界線が曖昧になって行く。
かみさまの存在とはいったい何なのであろうか。その答えもあるはずのない疑問を【かみさま】⇔【人間】と変化する体験の中で投げかけている。
人は、自然の中に神々しい力を感じるからこそ、自然を神の所為(しょい)とし、実りと生命に感謝をし、自然を畏れ、繁栄を願い、神々に祈りお祭りをする
そして、地上に雨風を降らすコントローラーを、森羅万象杖バージョンにアップデートした作品がこちら↓↓↓
■受賞歴
北九州デジタルクリエーターコンテスト2017 中谷日出審査員賞
2016 アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKA インタラクティブアート部門 入賞
■展示歴
2016.07 「高遠 KONJYAKU STORY展」信州高遠美術館
2016.08 「遊べる!デジタルアート展」アクロス福岡
2017.03 「2016アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」福岡アジア美術館
2017.09 「Autodesk University Japan 2017」ヒルトンお台場